マーケティング・MD

考える2

さて、前回の「考える」で書いたように

「考える力を身につける」為のおすすめは、「何かを考える際に」
1.「目的や前提を明確にする」

2.「何を考えるかを」考える

3.「結論に達したとしても 問い続ける」

という姿勢を心構えとして持つことだ。

そして前述の姿勢と共に、物事を考えるテクニックとして「論理展開」を身につけることが重要だとおもう。

では、「目的や前提を明確にする」ということはどのような事だろう

簡単な例としては

「Aさんという優秀な社員が突然会社を辞めると言い出した。

理由は自己のキャリアアップと社内体制不備への不満からだ。

当然ながら優秀なAさんが居なくなると業務が混乱し困ることから、上司や同僚はこの事を解決するために、どうやったら慰留できるかを話し合った。

結局は上司がAさんを説得、居なくなると困るからの一点張りだ。最後には会社としての損失になるからキャリアアップがしたいなら他の部署に異動希望があれば応じるから・・。ということにまでなった。」

このような出来事はよくあることなのだが、本当はこの時に何を考えないといけないのだろう?

ここで上司や同僚が考えたのは「慰留の為の説得材料」だ。確かに優秀な人材は会社の資産ではあることから慰留を行うことは間違ってはいない。

だが、考えるべきことは「Aさんが居なくなると業務に支障を与えるか与えないか、居なくなった時に支障を最低限に防ぐためにはどのようにすれば解決ができるのか」だ。


ようするに「Aさんを慰留する」よりも「業務が混乱することを防ぐ」というのが本当の目的になるはずだ。


業務が混乱をする原因としてAさんが辞めることが際立っているために、どうしてもそこに目が行ってしまう。

しかし、本当の目的は違うのではないかと考える必要がある。


目的を見失ってしまうと、問題の一部だけに注目をしたり、あちこちと意味もなく検討したりなどして、全体的な解決に至らなくなる。

まずは「目的や前提を明確にする」ことを考えましょう。


では、また次の「考える」で

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考える1

ファッションに携わる仕事の中で、よく誤解されているのが、「発想・感・思いつき、が豊かな人が良い提案ができる」「センスがいい人が良い物を作れる」ということだ。

確かに周りから見た結論はそうなるのかもしれないが、実は「良いもの」を具現化、現実化できる人はもの凄く奥深く、十分に考えているのだ。そして自分自身が考えていることに対して絶えず問いかけ続けているのだ。

これはどんなビジネスでも同じで、単に上辺だけで考えているのではなく、「十分に考えている」「考え方が適切である」という事を身につけている、ようは「考える力を身につけている」ということが最終的に良い提案や物づくりに繋がっている。

では、どうしたら「考える力を身につける」事ができるのだろう?

おすすめは、「何かを考える際に」

1.「目的や前提を明確にする」

2.「何を考えるかを」考える

3.「結論に達したとしても 問い続ける」

という姿勢を心構えとして持つことだ。

そして前述の姿勢と共に、物事を考えるテクニックとして「論理展開」を身につけることが重要だとおもう。

「目的や前提を明確にする」、「何を考えるかを」考える、「結論に達したとしても 問い続ける」、「論理展開」の具体的な内容や手法については次回の「考える」で。

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服の価値…①

最近、服の価値について考えさせられる事が多々ある。消費者が見た服の価値と、作り手側からした服の価値に違いを感じる場面があるからだ。

そこで服の価値をおさらいしてみようと思う。

第①なのでまずは大枠から。価値には「ブランド価値」「品質の価値」「パフォーマンスの価値」と 「無形の価値」「有形の価値」いろいろあるので今回は価格のことからです。服の値段を分解してみると大雑把には以下のようになります。

・生地コスト ・縫製コスト ・工場経費 ・販売経費 とこれは誰でもわかりますね。抜けているのはあるかな?

抜けているのは無いかもしれませんが大雑把ですのでもう少し細かくしていきましょう。

まずは「生地コスト」から。 生地は糸から作られているので 糸のコストを考えてみましょう。

・糸は、綿などの原料費+紡績費+紡績会社の経費・利益です。これが商社などを通して生地メーカーに行きます。生地メーカーに来るまでに商社費用が乗っかる形ですね。これがいわいる「糸値」です。

・生地は、生地メーカーでは機織り または編みたて費用+生地メーカー経費・利益。ただこれは色や柄が付いていない「生成り」の生地なので染色を行います。ここで勿論 染色工場の費用がプラスされます。これに生地商社や生地問屋の費用が乗っかります。これが「生地値」です。

・ここまでの大きな流れを「会社」として大雑把な分けてみると。

「原材料メーカー」→「商社」→「紡績会社」→「商社・問屋」→「機織り・編みたて会社」→「染色会社」→「商社・問屋・生地メーカー」

となりますね。ずいぶんと色んな会社を経由して生地はできているんだな~と改めて思います。

今みなさんが着ている服の生地値はいくらだろうね?

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ファッションとは…①

突然だがファッションとはなんであろう?

大辞林や大辞泉では「流行。はやり。特に、流行に即した服装・髪型など。また、単に服装の意にも用いられる。」とあるが本質はなんであろう?

たぶん人それぞれに受け取り方が違うのだと思われるが、そのそれぞれの源泉となるもの?本質は?「ど真中は」なんであろう? 服装のこと?流行りの服装のこと?自分自身のスタイルのこと?生活全体のこと?好みのこと?体を覆う生地のこと?

このような疑問の投げかけは「マーケティング」や「ブランディング」そして「経営戦略」を考えるにあたり大変重要なことだと思う。物事の「何のために存在しているかの本質」「いわいるど真中」がわからなければ物も戦略も作ったとしても成功する確率は低い。

では、ここで「何のために存在しているかの本質」「いわいるど真中」を考える問題です。

Q.さて「ボールペンってなに?」「ボールペンの「何のために存在しているかの本質」「いわいるど真中」はなんでしょうか?」

ひょっとしたら、これがわかれば新しいアイデアや技術をお持ちの方は何かボールペンに代わる物が開発できるかもね?なんて・・・

私なりの答えは「ボールペンとは・・・・・」コメントが入った時にでも記事にしますね。

Photo

www.amistade.jp

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